明日ライブどら! リリーフランキー小説、強力大推薦!

akamar12122005-11-01

明日、ベアーズで『she says she』という、バンドのお手伝いで、ライブします。久々、ドラムですので、気向いたら、きてちょんまぐまぐ


リリーフランキーの著書、<東京タワー オカンと僕 時々オトン>を昨夜、全部読み切りました。
とても、いい小説でした。


同じものを見ていても、子供と老人では、視点はどう転んでも〜異なる。
分かち合うことは、とても 難しいし、気恥ずかしい。
難しいから、大切だ、大切だから、手間がかかる。
だから、当たり前の事に気付くには、とても、時間がかかってしまう。


『子供と親』という、関係を離れた時に、親も一人の人間であるという事を見た瞬間〜例えば母が女であるとか、軽薄に友達とふるまってたり、逆に淋しそうだったり、そんな時<母にも、若い時があり、老いた時があるのだ>、、と。
そんな当たり前のことに、気付き、恥ずかしくなる事がある。


どきっと、胸をつく、文章が一杯ありました。
与えてもらう事が、当たり前の様な気になっている『親子』という関係の深さ、あっけなさに、どきどきしました。


毎秒毎分止まらない時の変化を、希望にも絶望にも変換するのは、自分の心持ち一つだ。
心を持った足元から、繋がり、広がる、自分理。
そこに与え、与えられてる、環境に気付いていないと駄目だ。
石油王になんか、なりましぇん?〜神田うのみたく、変身もしません?!まぁ、うのはウノルールで、頑張ってんだろけど、笑えるし、突っ込みどころ満載過ぎる。
あまりに笑える、和泉モトヤのパフォーマンスも、逆に度を過ぎれば、オーケーって事か、、な。なはは。脱線。

話が脱線したけど、そんな神田うのも、みうらじゅんも、サラリーマンもこの小説には、やられるのでは、ないでしょうか。
『おかん』を、他の色んなものに、変換して、読める、何か不滅の事を、さらっと今の言葉で表現していて、シンプルで美しい。


リリーフランキーのおかんが、ガンで、余命僅かとわかり、ハワイの高級リゾートに初めて家族海外旅行に出かける、浮かれるオカン達。
髪が濡れたくないという理由で、オカン達は、『ABCマート』のポリ袋を頭にかぶり、少女のように、ぎゃおぎゃお〜プールではしゃぐ。
それを外人達が、笑っている。
ABCマート』の袋が水面をスイスイ泳いでいるのを、リリーフランキーが、ホテルの部屋から、眺めている、、、くだりが、とても好きです。
1500円、高くないです。この一冊。


11月akamar22!ライブが、あとニ本追加されますです。
一本では、ヨーロッパ、オーストラリアツアー終了され、帰国のおかっぱちゃん〜DODODOO<ドッドド>と一緒にやります!
もぉ、一本は、も少し情報待って蝶々。