『大海原』という故郷

akamar12122009-02-05

今日は、ある暦では?!新年初日だそうですね。<2月4日モードです。> 今日は、私の内面的に、『あーそうかも?!そうだー』に満ちあふれた一日だったので、その日と『今日は始まりの日だよ』という情報がかぶって、嬉しかったなぁ。


友人が、マレーシアに明日から、旅行に行きます。 マレーシアて、あまりイメージが湧かなかったのですが、その友人の最大の興味が、プラナカンという人々と文化という事で、初めて『プラナカン』という言葉と世界を知りました。 友人の説明と、プラナカンについての本をパラパラ、、垣間みただけなので、実質、殆どわかってなかったりするのですが、その少し垣間知った情報だけでも、私にとっては、良い話でした。

その昔、、、17世紀末にマレーシアやシンガポールにビジネスチャンスを求めてやってきた中国人と現地のマレー人が、結婚し・その家族、その子孫・その独自の文化をプラナカンというそうです。<マレー語で、プラナカンは「その土地生まれの子」という意味>
プラナカン文化の特徴は、祖先が生まれ育った中国とマレーの文化が混じっていること・、その土地当時の貿易に携わっていたイギリスやオランダ、ポルトガルなど西洋の文化も色濃く影響している事。 その当時・手に入るあらゆる限りの贅沢をつくせる、莫大な財力を持っていた貴族的な人々が生み出した美意識の産物との事。

これくらいのざっと浅く広い、情報を知って。。。もちろんデザインなど、その時代性や色んな要素と影響し合って、変化しているだろうけど、今も確実に残っている文化。色んな変化を抱え込んで、長生きしている文化て、ほんま凄いなと思った・し、写真見て、『可愛いー、きゃぁー素敵』と、理屈なしで、ポンとミーハーに感じれたしなぁー。 贅沢な貴族というのは、『美』に対して、貪欲に追求しただろうし、そういう先人達の純粋な向上心みたいなものの生命感というのは、キラキラしてるなーと思った。


うん、マレー人と中国人の男女が出会って、その土地と生活の中で、
『この服、ちょい刺繍入れたほが、ごきげんやし、可愛くない?!』とか
『この弁当箱に、この柄、書き足そうよー』とか
『もうちょい塩、足した方が、美味しさ・引き足されんじゃない?』
とか、ちょっとしたお互いの工夫を重ね合わせて、喧嘩して、模様替えして、二つの国の文化が、混ざった・溶け合ったという歴史を、想像すると、愛の奇跡を感じ取れて、『うーん。。ス・テ・キ』と思ったよ。


そして、その文化の成り立ちの誕生ににに!クローズアップすると、見えてくるのは、『二つの国の文化の融合』というより、『二人の人間の出会い・創意工夫・融合』な訳じゃないですか。。。 ここまで、感じいーーる!!と、生きていく中で、、生み出す事が出来る!大海原のような何かは、、奇跡のようで、奇跡じゃない!目の前に見えていること・その先の自分が見たいと想像するイマジネーションとの戦いやなぁーとか、感極まってきて、うずうずしてきました。 心と体を出掛けさせまくって、生みたーーーーーーい!て、心ジャンプ。ジャンパーじゃないよ、ジャンプやぞー。


大海原柄のブローチ、胸にかざりたい。


物と人て、ほんま・興味深い。 物として、生まれている理由は、全て.人が握っている。人の欲望とそれを具現として、形作る『手』の掛け合いじゃら。 そゆ観点で、興この本、ショッピングしましたわん。面白そ、読むの楽しみ。