3/5 LIVE AT BEARS 客松

昨夜、ベアーズに、あふりらんぽ『おにちゃんのソロ』、FLUIDのなほ嬢の別湯ニット<←どう、この漢字混入の感じ>『NEW LOW』を見にベアーズに行きました。


NEW LOWは、なほ嬢のとんがり〜ひんねり曲がって、ほにゃほにゃと移動していくギターが<私には移り変わっていくというより、移動していくスライド感という感触でした。> 『NEW LOW』という乗り物をタッタカ カタカタ チュルルン ブワァ−ー−と、連れ廻して遊びまくってるみたいづら!!
。絵図も微妙に面白く、<失礼!>格好良かった!です。
ドラムの野村義夫似の少年の、妙に手の位置が高い感じとか、くすぐられました。
曲の複雑でいて、ポップなセンス〜わからない展開が、いびつで面白い乗り物感を出してるんだろな。


とりの『おにそろ!!』は、格別に素晴しかったです。
出始めに『ウチの脳味噌へ、ウエルカムいらっしゃい〜』みたいな歌詞の曲で始まったのですが、正にそれの感じ。
おにちゃんの、あふりらんぽ時には、引っ込んでる少女の純な感じと、ずぶとい女の感じが、織りなすさらけ出す肉感的なパワー。
音楽とかジャンルをとっぱらってしまう、人間力みたいな表現を、何故こんな可愛い純な女の子が持ってしまったのだ!、、と、引き込まれましたぜ。
おにちゃんは、普段話してても思うのだけど、求心力が凄い。集中力も凄いし、ある種選ばれしものの才を持っているのだろうけれども、純粋という言葉をピョンと使うのは安いけど、使うけど、ほんまに彼女の求心力は純粋で、かつ逞しい!!この逞しさは、一夜漬けで、身に付くもんじゃないぜ!


2年前に、私が勤務していた十貝という、イベント喫茶で初めて、おにちゃんのソロライブをやってもらった時を思い出した。
あの時も、衝撃的な存在感を放っていたけど、けど!!昨夜の彼女の存在感は、2年前にはなかった、しなやかさをも獲得していて、んで〜相変わらず必死で自分の世界に突入していて、おにのふろしきをざばーんと広げ出してきた。
自分の歌をどかんと舞台から、叩き付けてきた。
ほんま昨夜のライブは、濃厚で良かったなぁ。おばちゃん、感動したよ。
おいどんも、おいどんのお仕事を、頑張る象ーーパオーン。にょきにょきィィィっと!


こういう心突かれる気持ちを感じる時って、逆に鏡の心で、自分がその表現の何に心動かされたのか、自分の心と質疑応答トークしちゃいますね。
分析する事はないかもしれないけれど、それを確認することは、二度楽しめる気がするのだ。
音楽の楽しみは、受け取った側の感情や気分が、どこまでも自由だからだ。捕われずに、イメージと思い込みを楽しめる。そして、そのイメージは、その時の自分が求めているある側面だ。


最近、心を動かされる表現に出会う時、7割女性だわん。
けど、ドカベン殿馬岩鬼も里中も水島新司も男だわん。
全部、ドカベン。ありゃりゃ。
どかどか行こう!!!